総合がん診療センターの取り組み

平成19年7月に産声を上げた当センターの取り組みをご紹介します。

部門別取り組み


院内がん登録部門

がん患者の診断及び治療に係るがんの登録に関すること。
がん患者の予後調査に係る情報の登録に関すること。
院内がん登録情報の集計に関すること。等


臨床治療部門


患者本位のがん診療提供のための各診療グループ横断型システムの構築とその運営に関すること。
キャンサー・ボード(各専門医が一同に集まり、治療法を包括的に議論する場をいう。)の開催、記録等に関すること。
公開型のがん関連の講演会、研修会等の開催に関すること。
各診療グループにおける標準化学療法のプロトコール(実験又は治療などの手順をいう。)のマニュアル化に関すること。
抗がん剤等の適応外使用など各種がん関連のガイドラインの整備に関すること。
外来化学療法室における診療グループ間のがん治療計画の企画及び運営並びに外来診療に係る調整に関すること。等


臨床教育部門


がん治療認定医、各領域がん専門医等の取得に係る教育支援に関すること。
がん専門薬剤師、がん専門看護師等の養成に関すること。等


臨床研究部門


がん治療に係る治療法の研究開発並びに臨床試験の計画及び実施に関すること。
がん治療に係る治験の推進の支援に関すること。等


地域連携部門


地域がんセンター及び地域がん診療連携拠点病院との診療上の連携の統括に関すること。
地域医療機関を対象とするがん診療等に係る広報活動に関すること。等


研究・事業等の取り組み


がんプロフェッショナル養成プラン


 文部科学省のプロジェクト「がんプロフェッショナル養成プラン」に千葉大学・筑波大学・埼玉医科大学のグループが選定されました。
「がんプロフェッショナル養成プラン」はがん医療の担い手となる高度な知識・技術を持つ専門医師、専門看護師、専門薬剤師、専門医学物理士などを重点的に養成しようとする計画で2007年度から開始されているプロジェクトです。国内でがん診療に実績のある施設において、さらに集中的にがん治療の専門家養成を目的とし、文部科学省によって18のグループが選定されています。
 詳しくは、がんプロフェッショナル養成プランをご覧ください。


地域がん診療連携拠点病院


筑波大学附属病院は平成20年2月8日付けで「地域がん診療連携拠点病院」に指定されました。「地域がん診療連携拠点病院」とは全国どこでも、「質の高いがん医療」を提供することを目指して都道府県による推薦をもとに、厚生労働大臣が指定した病院で、以下のような役割を担っております。
手術や放射線、化学療法など専門的ながん医療を提供すること。
地域におけるがん診療に従事する医師等に対する研修の機会を提供すること。
相談支援センターを設置し、患者・家族の相談支援や適切な情報提供を行うこと。等

今後とも地域の医療機関との医療連携を更に強化して、より良いがん医療の推進と医療情報の発信に努力してまいります。


がん患者相談・支援


専任の相談員(社会福祉士)を中心に、各診療科、看護部、臨床心理部、セカンドオピニオン外来、医療連携患者相談センター、緩和ケアセンター、患者サービス課と連携し、相談支援をおこなっております。
詳しくは  各種相談「総合がん診療センター」 をご覧ください。


茨城県がん臨床疫学研究


茨城県からの委託により次の4つの臨床疫学研究をすすめております。
陽子線、中性子捕捉療法(BNCT)に関する放射線療法の症例対照研究
多施設間共通プロトコールによる特定のがん化学療法の研究・評価
手術、放射線治療法、化学療法及び免疫療法の組み合わせによる新たな治療法の研究
がん検診の有効性に関する研究
 これらの研究は茨城県内のがん診療拠点病院の協力を得ておこなっており、がん治療の均てん化、効果的な検診体制の整備等を目的にすすめております。








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